元田事務所ニュース 2016年10月号 4面~5面 参考資料

国民生活に関する世論調査
6割超が「社会保障の整備」を要望

 このほど内閣府が発表した平成28年度の「国民生活に関する世論調査」(今年6月23日~7月10日に全国の18歳以上の男女1万人を対象に個別面接方式で実施)によると、今後、政府に力を入れて欲しい政策の最上位として、64.4%の人が「医療・年金等の社会保障の整備」を挙げていることが分かりました。

現在の生活について

《去年と比べた生活の向上感》
 生活は、去年の今頃と比べてどうか聞いたところ、「向上している」と答えた人の割合は5.5%、「同じようなもの」は76.7%、「低下している」は17.5%となっている。
 従業上の地位別に見ると、「同じようなもの」と答えた人の割合は雇用者で、「低下している」は自営業主で、それぞれ高くなっている。

《現在の生活に対する満足度》
 現在の生活について、「満足」とする人の割合は70.1%(「満足」10.7%+「まあ満足」59.4%)、「不満」は28.5%(「やや不満」22.6%+「不満」5.9%)となっている。

《所得・収入に対する満足度》
 満足度を項目別に見ると、所得・収入について、「満足」とする人の割合は48.1%(「満足」7.4%+「まあ満足」40.7%)、「不満」は49.6%(「やや不満」35.3%+「不満」14.3%)となっている。
 職業別に見ると、「満足」とする人の割合は管理・専門技術・事務職で、「不満」は販売・サービス・保安職、生産・輸送・建設・労務職で、それぞれ高くなっている。

《日常生活での悩みや不安》
 日頃の生活の中で、「悩みや不安を感じている」と答えた人の割合は65.7%、「悩みや不安を感じていない」は33.4%となっている。
 悩みや不安の内容(複数回答)としては、「老後の生活設計」を挙げた人の割合が54.0%と最も高く、以下、「自分の健康」(51.6%)、「家族の健康」(42.8%)、「今後の収入や資産の見通し」(39.5%)、「現在の収入や資産」(34.8%)などの順となっている。(下図参照)

《生活の程度》
 生活の程度は、世間一般から見てどうか聞いたところ、「上」と答えた人の割合は1.3%、「中の上」は12.3%、「中の中」は56.6%、「中の下」は23.2%、「下」は4.8%となっている。

今後の生活について

《今後の生活の力点》
 今後の生活において、特にどのような面に力を入れたいか聞いたところ(複数回答)、「レジャー・余暇生活」を挙げた人の割合が35.5%と最も高く、以下、「所得・収入」(31.4%)、「資産・貯蓄」(30.4%)などの順となっている。

《老後は誰とどのように暮らすのがよいか》
 老後は誰とどのように暮らすのがよいと思うか聞いたところ、「息子(夫婦)と同居」と答えた人の割合は11.8%、「息子(夫婦)の近くに住む」は7.5%、「娘(夫婦)と同居」は5.6%、「娘(夫婦)の近くに住む」は6.8%、「どの子(夫婦)でもよいから同居」は6.0%、「どの子(夫婦)でもよいから近くに住む」は17.3%、「子どもたちとは別に暮らす」は36.0%となっている。

生き方、考え方について

《働<目的は何か》
 働く目的について、「お金を得るため」と答えた人の割合は53.2%、「生きがいをみつけるため」は19.9%、「社会の一員として、務めを果たすため」は14.4%、「自分の才能や能力を発揮するため」は8.4%となっている。
 職業別に見ると、「お金を得るため」と答えた人の割合は販売・サービス・保安職、生産・輸送・建設・労務職で、「社会の一員として、務めを果たすため」は管理・専門技術・事務職で、それぞれ高くなっている。

《どのような仕事が理想的だと思うか》
 どのような仕事が理想的だと思うか聞いたところ(複数回答)、「収入が安定している仕事」を挙げた人の割合が60.9%と最も高く、以下、「自分にとって楽しい仕事」(57.6%)、「自分の専門知識や能力がいかせる仕事」(39.4%)、「健康を損なう心配がない仕事」(32.0%)、「世の中のためになる仕事」(28.7%)、「失業の心配がない仕事」(26.8%)などの順となっている。

政府に対する要望

 今後、政府はどのようなことに力を入れるべきだと思うか聞いたところ(複数回答)、「医療・年金等の社会保障の整備」を挙げた人の割合が64.4%と最も高く、以下、「景気対策」(56.2%)、「高齢社会対策」(51.9%)、「雇用・労働問題への対応」(37.0%)、「少子化対策」(34.9%)、「物価対策」(33.8%)などの順となっている。(上図参照)