所長コラム2015/01

- 1番目の処方箋 -

最近、特に腹が出てきました。      
健康診断で脂肪肝の指摘がありました。    

腹が出てきてダイエットするにしても、最善の策は食べる量を減らすことであり、飲みすぎが原因の脂肪肝であれば、飲まないことです。
人間とは(私のことですが)意志が弱く優柔不断で欲の深いものです。
1番目の処方箋から逃げているのです。
何とか食べる量は減らさず飲む量はそのままに何とかならないかと、この悪あがき困ったものです。

企業や組織でもこういうことが時々起こります。
営業成績の低迷や販売不振の一番の対策が、現場への訪問回数を増やすことなのに、それをさておいて頻繁に行われる原因究明会議や対策会議。
なかなか人が採用できない企業の一番目の対策は、自社の社員の労働条件の改善であるはずなのに、原因を他に求め、求人雑誌、ハローワーク、ネットと多様な求人先探し。
求職者から見れば、これから入社しようとする企業の社員や上司が、生き生きと働いていなかったら、当然その入り口で引き返すことになります。

個人のことであれば「困ったものです。」で済みますが、企業や組織の問題になったらそうは行きません。
時として私たちは1番目の処方箋を忘れそうになります。
1番目の処方箋の実施を妨げているもの、それは 勇気、決断、欲望、
優柔不断、環境・・・・・・いったい何ですか。

この年が、皆様にとってより良き年でありますように。
- 今月の名言 -
朝日にかしわ手を打つのが神道で、
西方の空に沈む夕日に合掌するのが仏教である。
(五木寛之)
平成27年01月05日