所長コラム 2013/01

- 時間の貯金 -

明けましておめでとうございます。

現代人と、一時代前に生きた人々と比べてみると一番の違いは、私は「時間」が貯金できるようになったことだと考えます。
年末年始の豊富なテレビ番組も、録画して好きな時間に視聴できますし、洗濯などはスイッチさえ入れれば後は干すだけ、携帯電話などは時間配分の最も有効な手段の一つです。

実際の仕事においても、パソコン・ワープロなどの電子機器等の活用により書類の作成はもとより、分析・集計などは大幅に楽になり、そこから出来上がった報告書などは、FAXやメールなどに添付して立ちどころに届けることができます。
その効率化して空いた時間、企業であれば当然そこに次の業務を入れて更なる生産性を目指してきました。

家庭においては、その空いた時間に何を入れてきたのでしょうか?
その分 パートタイマーやアルバイトなどの仕事を入れて家計の収入を増やし豊かさを追求してきたと思います。
つまり 企業においても家庭においても、空いた時間に再び仕事を入れてきたのです。

今日 企業現場では過労死やうつ病などのメンタル疾患対策が話題になり、また社会的には経済環境などの厳しさもあって、閉塞感が漂っています。 この後も 私たちを補佐する、私たちに時間を貯金させてくれる機器や仕組みは次々に出てくるでしょう。
その時 その空いた(貯金ができた)時間に入れるものは何でしょうか?
一人ひとりに平等に存在する「時間」、売ったり買ったりして、増やすことも減らすこともできませんが、空いた時間に何を入れるか?
今までとは違う何かを入れることによって、私たちは人生の厚みを二倍も三倍にもして形作ることができるのかも知れません。

この年が、皆様にとってより良き年でありますように。
- 今月の名言 -
本は最初から読み始めるが、ビジネスは逆だ。最後から始めてそこに
達する為にしなければならないことをする。
(ハロルド・ジェニ-ン)
平成25年01月01日