所長コラム 2012/01

- ああしたい こうしたい -

明けましたからっておめでたいんでしょうか?

こう書くと 偏屈ものが変なことを言い出した、と思われることでしょう。
しかし今年は正月を迎えたからといって、去年の日本の出来事を、そう簡単にご破算には出来ないでしょう。恐らく百年や二百年経ったとしても歴史に残る年になることは間違いないと思われます。

 昨年 幾人もの方から、「将来どうなるのでしょうか」、という話がありました。
私にその明確な回答があるわけでもありませんが、誰しもが予測できない将来に不安なのです。
もともと将来など予測はできないのですが、今日の「将来不安」は、今までと少し違っているような気がします、
よく私たちは、将来 ああしたい、こうしたい と言っていました。
しかし今は「ああしたい」、が見当たらないのです。
モデルとなる先端企業、自分自身の参考にできる生き方、働き方があまり見えないのです。
これは 世界の最先端を行く国の宿命かも知れません、「ああしたい」、「モデルとしたい」、「マネをしたい」、というものがないのです。
ある面では、これは一つの幸せ状態かもしれません。
自分たち自身が、モデルとされ、マネをされる立場にあるのです。
こういった状態にある私たちには、「こうしたい」、という部分しかないのです。自分で考え、創造し、発信して行かなければならないのです。
創造する喜びはあるでしょうが、また それはそれで辛いことのような気がします。
 この年が、皆様にとってより良き年でありますように。

- 今月の名言 -
社会で成功している人達が成功を手にした理由はたった一つです。
彼らは失敗をマイナスと捉えていないのです。
(セス・ゴーディン)
平成24年01月01日