所長コラム 2009/07

- あれからわずか20年 -

 アイスランドの首都レイキャビクにおいて、アメリカ大統領レーガンとソ連書記長ゴルバチョフとの間で和平会談が行われて、その後 ベルリンの壁が崩壊し、マルタ会談で東西冷戦の終結が宣言されたのは、今からわずか20年前の1989年でした。
 その時は、これで世界に平和と繁栄が来る、と誰しもが大きな期待をしたものでした。
はたして その後の世界に平和と繁栄はもたらされたのでしょうか?

 ただハッキリしたことは、東側社会から約17億人が西側市場経済に取り込まれたことにより、我々よりも安く働く人々が、そして競争相手が、17億人増えたことでした。
市場経済の原理として、当然のことながら、企業は安い人件費を求めて国外へ出て行きました。

 あれからわずか20年、今 グローバル化した世界に恐慌の嵐が吹き荒れています。
我々は、『働き方を変えるか』、『考え方を変えるか』、『生き方を変えるか』、それらを選択しなければならない時代にいるような気がします。



- 今月の名言 -
悲観主義は気分によるものであり、
楽観主義は意志によるものである。
アラン(仏哲学者)
平成21年07月01日