所長コラム 2009/03

- 尊敬すべき人々 -

 生きて行くということは悩みの連続かもしれません。
バブル崩壊後の日本社会の急激な変容、年功序列型の終身雇用の崩壊や成果主義から、
勝ち組・負け組といった言葉で表されるストレス社会への移行、また 特に最近のように、
派遣切りとか、期間契約打ち切りとかの厳しい社会情勢であれば、
悩みを抱えている人はますます増えていることでしょう。
企業において、うつ病などへのメンタルヘルス対策が叫ばれているのも
当然のことなのかもしれません。

 しかし 世の中には「悩み」といった程度では表現できないほどの切羽詰った苦しみを
抱えている人も増えています。
誰に相談することもできず、生と死の崖っぷちで佇んでいるのです。
今 年間の自殺者の数が3万人を超えています。
自動車事故による死亡者が年間6千人ほどですから、その数の深刻さが
どれほどのものか想像できます。
そんな時、一本の電話、一人の話し相手がいれば、向こう側へ落ちるのを救うことができるのです。
年末・年始も含めて1日24時間365日、それらの人を救おうと無報酬で対応している、
尊敬すべき人々がいることを私は知っています。
その団体の名を『いのちの電話』と言います。



- 今月の名言 -
幸福な人はみな一様に幸福だが、
不幸な人はそれぞれ多様に不幸である。
(作者不詳)
平成21年03月01日