- 尊敬すべき人々 - | ||
生きて行くということは悩みの連続かもしれません。 バブル崩壊後の日本社会の急激な変容、年功序列型の終身雇用の崩壊や成果主義から、 勝ち組・負け組といった言葉で表されるストレス社会への移行、また 特に最近のように、 派遣切りとか、期間契約打ち切りとかの厳しい社会情勢であれば、 悩みを抱えている人はますます増えていることでしょう。 企業において、うつ病などへのメンタルヘルス対策が叫ばれているのも 当然のことなのかもしれません。 しかし 世の中には「悩み」といった程度では表現できないほどの切羽詰った苦しみを 抱えている人も増えています。 誰に相談することもできず、生と死の崖っぷちで佇んでいるのです。 今 年間の自殺者の数が3万人を超えています。 自動車事故による死亡者が年間6千人ほどですから、その数の深刻さが どれほどのものか想像できます。 そんな時、一本の電話、一人の話し相手がいれば、向こう側へ落ちるのを救うことができるのです。 年末・年始も含めて1日24時間365日、それらの人を救おうと無報酬で対応している、 尊敬すべき人々がいることを私は知っています。 その団体の名を『いのちの電話』と言います。 | ||
- 今月の名言 -
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平成21年03月01日
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所長コラム 2009/03
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所長コラム