所長コラム 2008/09

- 対症療法 -

 足が痛く、腫れもひかない。たまらず冷やしたりシップしたりすると
その場しのぎにはなるが、月日が経つとまた同じようなことが起こり、同じような治療を重ねて年月が経過する。
よく調べてみたら痛みや腫れの原因は、実は骨折にあったらしい。
いままでしてきた、冷やしたりシップしたりしたことは結局 対症療法にすぎなかったのである。

これと同じような話が 今危機に陥っている医療や年金などの社会保障制度の問題かも知れません。
年金の納付率が下がった、その対策は・・・?
保険料の負担の割合はどうするか・・・?
対症療法だけが議論の俎上に乗っているような気がします。

医療や年金制度が存立していくためには、国(政治家、公務員)に対する国民の信頼、
信用が大前提にあるはずです。
それがいま壊れているのです。
なぜ信頼は崩れたのですか。
根本的な治療は何ですか。
根本的な治療を言い出す人はいないのですか。

- 今月の名言 -
今の姿は良くも悪くも、過去に選んだことの結果に違いない。
(大前 雅人)
平成20年09月01日