― 物事の始まり ― |
“おはようございます” 毎朝出勤途中、後ろから元気よく挨拶して通り過ぎる中学生がいます。 一日の始まりに“おはようございます”と挨拶を投げかけられる。 その一日がとても気分よく始まります。 物事はすべてこうなのかも知れません。どういう風に始まったのか、 どんな思いで始めたのか、とても大事なことのような気がします。 時々事業所を訪問すると、社長室などに創業者の理念などが、 社是や社訓として額縁に飾られています。 創業をしたときの思いや決意が凝縮されているのです。 その企業の歴史は、今日まで決して順風満帆だけではなかったはずです。 時には不況や、或いは倒産寸前という事態まであったかも知れません。 そんな時に 創業時の理念などの果たした役割は、決して小さくないと思われます。 船が荒海の中で見いだす、灯台の明かりのようなものかも知れません。 物事を始めたときの思いや動機、このはじめの一歩がいかに大事か、 今 私たちは○○年金の現状(惨状)を見るにつけ、その思いを深くしています。 |
- 今月の名言
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日本の驚異的な繁栄は人々の勤勉にある。 しかし、その勤勉がもたらしたものは、国家や企業の繁栄であって個人のものではなかった。 (ポ―ル・ボネ) |
平成19年07月01日
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所長コラム 2007/7
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所長コラム