所長コラム 2006/7

― 評価 ―
 7月になり、そろそろ賞与を、という企業もあるかと思います。
評価制度の確立している企業ならまだしも、大多数の企業、特に中小企業ではその配分をどうするか、悩まなければなりません。

 賞与の原資がいくらでもあり、高額な賞与が支給できるのであればともかく、限られた原資しか用意できない企業にとっては、従業員が納得しない配分をすれば、仕事意欲の低下を招いてしまいます。

 例えば 経験・勤続年数・年齢ともほぼ同じの、A君の夏季賞与が30万円、B君は20万円だったとしましょう。
B君から、10万円の差の理由を求められたとしたら、すぐに説明できますか。“できる”とすぐ答えられる企業は、何らかの評価制度が確立していると言えるでしょう。

 人が人を評価することは、とても難しいことですが、その立場にある人にとっては、いやな季節かもしれません。

 私たちが守備範囲としている労務管理という分野は、多岐にわたっていますが、労務管理という分野を一言で表現するならば、多分
 「いかに評価して、いかに払うか」
  ということに尽きるのかも知れません。
- 今月の名言 -
「評価」とは人間の存在価値を認める行為である。(小原 靖夫)
平成18年6月30日