所長コラム 2005/03

 今 わが国の平均寿命は、平成14年統計で女性-85歳 男性-78歳 です。これは女性では世界のトップ、男性は二位という数字だそうです。
平均寿命が延びるということは実に素晴らしいことですが、そのことが年金をはじめとした社会保障制度に、様々な影響を及ぼしていることもまた事実です。
 「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」という法律があります。
その法律が改正され、平成18年4月より65歳までの雇用義務が、段階的ではありますが、事業所に課せられます。
私が就職した頃は、55歳定年が一般的でしたが、その後60歳定年になり、そして今度は65歳まで継続雇用をしなければならなくなるということです。
 時々 昔の古い就業規則にお目にかかる事がありますが、その中で、 『停年55歳』、と記されていることがあります。
多分 その当時は停年55歳ぐらいで職場人生が終わると同時に、その人の人生もある面では終わりと考えられていたのでしょう。 停年の『停』にはそういう意味もあったのかも知れません。
 人生80年時代の定年65歳、人生の終わりの『停年』ではなく、人生の通過点の『定年』ということになるのでしょう。
ー今月の名言ー

人は、自分が得たものによって生計を立てます。
然し、人生は、自分が 与えたものによって形作られます。
(チャ―チル)
平成17年3月2日