所長コラム 2004/6/1

「将来なりたい」 男子-サッカー選手、女子-食べ物屋さん
 子供の日を前に、第一生命保険が03年の「なりたいもの調査」結果を発表した。調査は昨年の夏、全国の未就学児と小学生約29万人から調査票を集め、抽出して集計している。

<男子>順位 1.サッカー選手 2.野球選手 3.食べ物屋さん
<女子>順位 1.食べ物屋さん 2.保育園・幼稚園の先生 3.看護師さん

 ところで、私どもは社会保険労務士という仕事を職業としていますが、この仕事が法律化され職業として確立したのが、36年前になります。
私が高校生の頃です。
上記のような新聞記事等を目にするたびに感じることですが、上のような問いかけを小学生当時の私が受けていたら社会保険労務士という回答は絶対ありえません。その当時は社会保険労務士という職業は存在していませんから。

 将来に希望を膨らます子供達に「将来何になりたい?」と何気なく投げかける質問、これでよいのでしょうか?
時代の変化が激しい現代、使命を終えた職業が姿を消し、そして新しい使命を帯びた職業が次々と誕生しています。「将来何になりたい?」という問いかけは、今存在する職業の延長線上にしか思いがいかないと考えます。できることなら「将来どういう仕事がしたい?」という問いかけにしたいものです。
ー今月の名言ー
新しい能力には、資格がまだない   (日下公人)
平成16年6月1日