所長コラム 2004/2/2

―「求人」・「求職」を考える ―
企業が人を採用するとき適性検査をする。
その結果、素晴らしく優秀な人がいることがある。
採用する側は喜び、すぐうちの会社に来てくれと採用通知書を出す。
やがて採用通知書が相手に届いた頃、電話で就職辞退の返事。
そこで人事担当者は「“今ごろはろくな奴はいない”」と嘆く。
またある時、
職を探している者が、求人誌やハローワークの求人情報を手がかりに、やっとめぼしい、給料もかなり、休日もまあまあ、自分に合いそうな企業を探し当て会社訪問に行く。
人事担当者との面接もある程度そつなくこなし、簡単な適性検査も大丈夫だった。
やがてしばらく経ったある日、お見合いした企業の封筒が届く、中には、先日提出していた履歴書と一通の文書。
「この度は折角の・・・・・」という文面で始まる採用不合格の通知書。
そこで求職者は「“今ごろはろくな会社はない”」と嘆く。 少しでも良い人材を確保したい。少しでも良い会社に入りたい。
企業や人は誰しもそう考えますが、結局のところ自社のレベルに応じた社員、自分のレベルに応じた企業に落ち着かざるを得ない。
そうやって考えてみると「求人」・「求職」に成功するためには、自社(自分)のレベルをもう一段上げる努力をするより他にないし、又それが一番の近道であるように思われる。
その視点を忘れていませんか。
平成16年2月2日