所長コラム 2003/7/30

暑中お見舞い申し上げます
入梅もあがり、真夏の太陽が照りつけるこの頃です。
雨ばかりの梅雨空見上げて、青空を探していたのは つい昨日のことでしたが、人間というものは勝手でわがままな動物です。
もうあの梅雨空を恋しがっております。
これを“ないものねだり”というのでしょう。
考えて見ますと、私共は戦後50年この“ないものねだり”を
バネとして「追いつけ、追い越せ」と頑張って来たような気がします。そしていつのまにかトップランナーに躍り出て今があるのでしょう。トップになったときの“ないものねだり”は何処にあるのでしょうか。 多分「追いつけ、追い越せ」の時代には他人(他国)が持っていたはずです。然し 他人(他国)が持っていたものは全て手に入れてしまいました。
そうすると今から私共に必要なものは、“欲しいものさがし”ということになるのかも知れません。(政治家の一人はこれを “あるものさがし”と表現しておりました。)
なんと幸せな時代に私ども生きているのでしょうか。
でも その幸福感を満喫している人はあまりいないように思いますが、皆さんはいかがですか。
もしかしたら、幸せは失って見て初めて気づくのかも知れません。
だとしたらこうしてはいられません、今すぐ身の回りの幸せを探して、その確認をしなくては。
平成15年7月30日